美しきシチリア20
ラグーサからノートという島の東南の街に出て、
そのまま、海沿いの道を北東に進むと、
3000年以上の歴史を持つ、美しい
古代都市、シラクーサに到着します。
この日は、雲ひとつない、絵に描いたような快晴。
気温は5月だというのに35度。
湿度は低くカラカラで、太陽の日差しが
痛いくらいでした。
ガイドによると真夏は気温は45度になるとか。
日中の見学は出来ない??と言ってました。
さて、道沿いで、車を降りて、露店の土産物屋街を
突っ切ると、広大な「ネアポリ考古学公園」に着きます。
入り口の右手からボコボコした道を歩いていくと
岩肌が見えます。
「天国の石切り場」と言われる場所です。
その奥まったところには、
「ディオニュシオスの耳」と名付けられた洞窟が目の前に
現れます。(写真1枚目)
かなり大きな規模で、案内には高さ36メートルとありました。
奥行きも広く、カーブした洞窟を進んでいくと、中には
おびただしい数のツバメが、ピーピー鳴きながら
飛び回っています。
一旦もと来た道をもどり、左手に入ると、シチリアで
最も大きいとされるギリシャ劇場が眼前の広がります。
紀元前3世紀に作られた、この劇場は、1万5千人を
収容できるそうです。(写真2枚目)
夏の夜には、古代劇等が上演されるとのことで、
石の席の上は覆いで、カバーしてあります。
そして、公園の南側には、紀元3~4世紀に岩場を
掘って作られたとされる
「古代ローマの円形闘技場」があります。
見学者も少なく、かなり朽ちた感じですが、
ほとんど手がついていない様で、当時を
しのばせる印象が強く残りました。
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